GEO2.0システムについて
2月28日、DJIより新たなジオフェンスに関するアナウンスがありました。
ジオフェンスの拡張により、DJIのGEO 2.0システムがアジア太平洋地域の空港をカバーします。GEO 2.0は、航空機が離着陸する場所である各空港の滑走路の周辺に1.2㎞幅の長方形と両端の3次元飛行経路に、最も厳しくジオフェンス制限をかけます。ドローンを有益に利用するため、この「蝶ネクタイ」型の形状は、滑走路の側面のエリアにより多くの区域を開きます。さらに、滑走路の端から3㎞以上の低高度区域を広げ、同時に有人航空機が実際に飛行するエリアの保護をより強化します。各滑走路の6㎞以内の楕円型の区域には、より柔軟なジオフェンス制限が適用され、ドローンユーザーが操作前に慎重な飛行を行うよう促します
出典: www.dji.com
従来の空港周辺の飛行制限に加え新たに進入表面に対して高度制限が行われるようになりました。
それぞれの空域での制限についてはDJIのサイトから確認することが可能です。
(リンク:DJI / 安全飛行フライトマップ)
また、飛行制限の解除は従来通り空港事務所の許可を取得後、DJIに申請(英語のみ)することで解除が可能です。
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