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ドローン撮影と航空撮影の違い

ここ数年人気のドローン撮影、旧来のセスナやヘリコプターからの撮影など、

空撮・航空撮影にも様々な選択肢があり、なかなかイメージしづらいのではないでしょうか。

今回はそれぞれの撮影スタイルの違いについてご紹介いたします。

 

 

そもそもどんな選択肢があるの?

 

クアッドで主に対応している撮影スタイルとしては主に3つです。

  1. ドローン
  2. ヘリコプター
  3. セスナ

 

それぞれ特徴がありますが、今回は撮影コスト・アングルの自由度・撮影可能高度の3点を中心にご紹介いたします。

 

1.ドローン

Mavic2 Pro

 

撮影コスト〇 低い
アングルの自由度〇 高い
撮影可能高度△ 超低空(150m未満)

 

メリット

ドローンの最大の特徴は人が搭乗しない無人航空機であるということです。

また機体も通常の航空機と比較してかなり小型なため人が行けないような場所での撮影や、

被写体に数mまで近接して撮影することが可能です。

そういったことから、壁面や塗装などのメンテナンスや調査・検査撮影としてご相談いただくケースも多くあります。

 

また機体を自在に移動させることができるため、撮影アングルの自由度はとても高く、

これまでの高所作業車などを使用した撮影よりも短時間で撮影することができるようになりました。

 

デメリット

主なデメリットとしては飛行させる高度が超低空(地表から150mまで)ということです。

大きな建築物や市街地の全体など撮影範囲が広大な場合は不向きです。

 

また、その他のデメリットとしては法令上の制限が多いということです。

弊社では国土交通省から全国での包括許可承認を取得していますが、

国土交通省の管轄以外でも多くの法律の制限を受けるため、

飛行させる場所によってはドローンの飛行までかなりの手続きが必要となります。

 

屋根

(建物に近接して屋根を撮影。近接撮影はドローンのメリットの一つ)

 

2.ヘリコプター

ヘリ

 

撮影コスト△ 高め
アングルの自由度△ 普通
撮影可能高度〇 高い(300m以上)

 

メリット

ヘリコプターのメリットはドローンと比べて高い高度から撮影できることです。

街の全体や大きな工場などを撮影しようとした場合、ドローンではアングルに収まりきれないこともありますが、

ヘリコプターの場合は高度や飛行場所がドローンよりも制限が少ないことから上空でアングルを変えることが可能です。

 

また、カメラマンが搭乗して高画質の一眼レフやミラーレスカメラを使用して撮影するため、

スチル写真の場合はドローンより高画質での撮影が可能です。

 

デメリット

デメリットは費用が高いことです。機体のチャーターの場合で約30万円~で、

飛行距離などの条件によってはさらに高くなる場合もあります。

 

小倉

(ヘリコプターはホバリングできるため建物と正対などの細かいアングル調整も可能)

 

 

3.セスナ

セスナ

 

撮影コスト△ 高め
アングルの自由度△ 低い
撮影可能高度〇 高い(1000m以上可)

 

メリット

セスナのメリットはヘリコプターよりもコスト安な点です。

チャーターの場合で1時間あたり8万円~10万円+撮影時間分というケースが多いです。

航続距離も長いため数時間の長距離の飛行も可能で、

ドローンやヘリコプターよりもさらに高度を上げての撮影が可能です。

 

ヘリコプター同様、カメラマンが搭乗して高画質の一眼レフやミラーレスカメラを使用して撮影するため、

スチル写真の場合はドローンより高画質での撮影が可能です。

 

デメリット

デメリットはヘリコプターよりコスト安ですがドローンと比較するとコストが高いことです。

また、ドローンやヘリコプターのようにホバリング(上空で留まること)することができないため、

アングルの自由度としては低くなってしまいます。

 

Hakata-Bay

(上空からの博多湾。高高度からの撮影はセスナならでは。)

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。一言で空撮・航空撮影にも様々な選択肢があります。

それぞれの方法でメリット・デメリットや向き不向きがあります。

クアッドではお客様のご予算や撮影のイメージに合わせて

ベストな写真・映像が提供できるようにお手伝いさせていただきますので、ぜひご相談ください。

 

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