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空港から離れているのに飛行制限!?許認可空域での解除の手順

2019年2月28日にDJIよりアナウンスされた新たなジオフェンスシステム、

GEO2.0システムの導入によって空港周辺でのドローンのフライトができないようになっています。

 

都心部にある福岡空港も例外ではなく、福岡市内や志免町などでは空港の飛行制限区域外でも

ドローンのモーターを回そうとすると許認可空域として警告が出るようになっています。

今回は許認可空域での制限解除について説明いたします。

 

コンテンツ

 

動画による解説

 

(2020/08/31追記)

多数のお問い合わせが寄せられているため、解説動画を制作しました。

弊社兼田がセルフアンロッキングの手順を実際に行いながら解説していますのでこちらもご確認ください。

 

 

 

許認可空域の範囲

下の画像はDJIGO4アプリ上での福岡空港の周辺地図です。

赤色の部分は飛行制限空域、灰色の部分は高度制限空域となっており、

オレンジ色のエリアの中の水色のラインから内側が許認可空域になっており、

ドローンの飛行が制限されています。

水色のラインから外側のエリアは強化警告区域となっています。

 

 

この地図情報はDJIのホームページからも参照できます。

 

警告表示

画面はすべてMavic2Proでの場合です。

許認可空域内でドローンを起動した場合以下の表示になります。

表示され左上のステータスは赤色となり、飛行禁止地域と警告されます。

 

この状態でモータースタートを行うと、

飛行制限と怒られてしまい離陸できません。

 

解除の手順

それでは許認可空域内の制限解除の手順です。

 

先ほどの警告画面で文中に自己制限解除を申請しますか?とありますので、

「はい」を選択します。

 

 

 

初回の場合はこの画面の前に携帯電話番号とPINコードを入力する画面が表示されます。

その場合、ご自身の携帯電話を入力するとSMSで6桁のPINコードが送られてきますので、

送信から5分以内に送られたPINコードを入力します。

 

それ以外の画面表示が出て先に進めない場合はDJIアカウントでログインできてない可能性があります。

DJIGO4アプリがインターネット接続できる環境で左上のDJIロゴからDJIアカウントでログインを行ってください。

画面に表示されている右側の3つの青い丸をタップし、すべてにチェックを入れ「はい」を選択します。

 

 

「ロック解除に成功しました」と表示されステータスが緑になり、

この状態でフライトが可能になりました。

 

 

 

(2020/05/01追記)

クアッドではGEO空域の解除は飛行前に事前に解除しておくことを強くお勧めしています。

解除の方法は別の記事にもまとめていますのでこちらをご確認ください。

 

リンク:PC/Macで飛行制限(No-Fly Zone)を解除

 

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